大分の臼杵、野津町の通称「なずな農園」では、循環農法で、お米や野菜を作って
いる。<食べ物を食べる><食う>ことが、人と自然の@循環@なのだということを判りやすい言葉で語ってくれる「百姓」の赤峰勝人さん。 月間3回限りの「食の@循環@」「いのちの@循環@」を語る講演会は来年の予定まで ビッシリと詰まっているということです。 「食の@循環@」「いのちの@循環@」の講演会は口コミで広がり、全国津々浦々から 講演会の依頼が殺到するも、赤峰さんは月3回しか、大分を離れないと云われます。 「野津町を離れた、コンクリートジャングルでは、身体の調子が狂ってしまう。」 と赤峰さん。2月に取材で訪れた「なずな農園」ではニンジンやダイコン、ゴボウを 土から引っこ抜き。その場で土を払って食べました。「野菜の甘さ」はこれほどの ものだったのか!「土というのは」こんなにふわふわとやわらかいものだったのか! 「目からウロコが落ちる」生体験は、日常の<食べ物>に対する考えを根幹からくつ がえすのに十分でした。 流通から与えられる便利という名のもとに24時間入手出来る形の整った<食べ物>は、 「滋養や自然からの力」を、「ヒトが育むべき慈しみや感謝」を人にもたらす <種>足り得るのでしょうか? 赤峰農場の土をさわり、涙を流すヒトが居られるという話をお聞きした。 ピカソの絵の前で、何時間も絵を眺め涙を流したヒトを僕は知っています。 憂歌団のライブで泣いているファンのヒトを数え切れない程観てきました。 <食べ物>と同じように、<絵>や<音楽>がヒトに「滋養」を運んでくること 今日もなんとかクリアーしたぞ! 明日もなんとか生き延びていくぞ〜。 傍らにある<絵>と<音楽>が僕にとっては大切なエネルギーなのです。 ![]()
by grepapa
| 2006-04-15 09:55
| grepapa
|
ファン申請 |
||